平塚電脳

HGB-002 二型をv0.8.0にアプデしたよって話


どうも、『霍メイ』『ヒラツカ』の二つの名義を上手いこと使い分けられていない、エターナルアルティメット12月生まれ青森県民こと私です。

さて、これからHGB-002に関してあれこれと書き並べます。

そう、昨年の夏に「まだ首から上しかできてないけど、すごくかわいくできたから、とりあえず『先行試作版』として未完成の状態で公開しちゃえ」というノリでBOOTHで販売を開始し、VRoidHubには「7月末……いや8月には……とか言ってると9月までずれ込むとは思うけど、ちゃんとアップデートする予定です」的なことを書いたにも関わらず、約11か月もの間放置し続けた「HGB-002 二型 先行試作版」の話です。

まずは、上記の通りの醜態により、ご購入者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。


また、非常に情けないことに、本日公開した『v0.8.0』も完成版ではありません。今回はひとまず、髪やお顔、身体のテクスチャの描き直し、大幅加筆修正と、VRoid正式版への対応のみのアップデートです。

今後の作業で、HGB-002に良い感じに似合う服を作り、それをもって完成ということにしますので、どうかもう少しだけお待ちいただけると嬉しいです。次は11か月もお待たせしませんので……どうかお許しください……。



そもそも『HGB-002 二型』って何よ?って話

そもそもの話として、友達用に作ったモデルの没案を適当にこねくり回してたら、偶然良い感じのお顔が出来上がってしまった……というところから生まれてきたのがHGB-002でした。


元はこの子です。で、実はこれが『HGB-002 一型』です。

この子もこの子で、そのうちしっかりと作り込んで公開したいのですが、既にBOOTHで公開済みの二型のアップデートですら手が回っていないくらいなので、まだラフ段階の一型に手を付けている時間が捻出できるわけもなく……。



VRoid正式版に対応するにあたって

皆様ご存じかと思いますが、VRoidベータ版で作ったモデルを正式版にコンバートすると、こんな感じで思いっきりお顔が崩れちゃうんですよね。


Twitterなんかで他の制作者様がどう対応されているかを拝見すると、パラメータやテクスチャの調整だけではベータ版の頃と同じような雰囲気にならず、思い切って一から作り直す……的な作業をされている方が多いようで、まあおそらくうちの子達も同じような対応をしなければならないだろうな……と考えていたわけです。

ただ、とはいえ、ベータ版の頃のHGB-002ってかわいいじゃないですか。すごくかわいいじゃないですか。このお顔を、VRoidベータ版以前の世界に閉じ込めておくのは勿体ないじゃないですか。

というわけで、パラメータ調整とテクスチャの修正だけでなんとかならないものかと、3日くらいVRoidをこねくり回し続けた結果、こんな感じのお顔が出来上がったわけですよ。


どうでしょうかね。ぴったりと完全にベータ版の頃と同じではないとはいえ、けっこういい感じに仕上がったんじゃないでしょうかね。

そんなわけで、今回のv0.8.0では、VRoidベータ版対応の【伊】バージョンと、VRoid正式版対応の【呂】バージョンをご用意するに至りました。



今後のアップデート予定について

冒頭でも書いた通り、HGB-002に良い感じに似合う服を作り、それをもって完成とする予定……なのですが、そのためには乗り越えなければならない問題が存在します。

HGB-002、どんな服もそこそこ似合う問題

たとえばRNGちゃんの場合、地方都市の深夜のドンキだとか、田舎のバイパス沿いの24時間営業のシェイク屋にいそうな感じの女の子に寄せつつ、もう少しかわいげのある感じ……みたいな感じをイメージして作ったので、もし今後のアプデで新衣装を着せるのであれば、そんな感じの女の子をイメージしした服を作れば良いわけです。

HGB-003の場合、中華風かつアンドロイドっぽいイメージかつ、女児向けアニメみのあるお顔にしたい……みたいな感じで作ったので、まあ新衣装を作るのであれば、そんな感じの女の子に似合う、少し非現実的でファンタジーじみた雰囲気にすればいいかな……と考えられるわけです。

では、HGB-002の場合は???

そう、友達用モデルの没案をこねくり回してたら、偶然かわいい女の子が生まれてしまった……という、設定や物語性もクソもない生まれ方をしている上に、あまりクセのない、普通のかわいい女の子といった雰囲気のお顔をしているだけに、どんな服でもそれなりに似合うし、どんな服でもしっくりこないという、致命的な問題を抱えているのです。


と、なると。

先にRNGちゃんをアップデートして、それからHGB-002の衣装をじっくりと考えたほうが、いくらか捗るのでは……?という、自分でもあまり腑に落ちていない結論に至るわけです。

あと、『霍メイ』のほうでお受けしているVRoidモデルの制作依頼のほうも、「うちの子ファースト月間」と称して新規受付を停止しているとはいえ、既にお受けしているご依頼に関してはしっかりとやっていかなければならない……となると、HGB-002に手を付けられるのはいったいいつになるんでしょうか。自分でもさっぱり分かりません。